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Chrome Heartsキーチェーンのフック修理。
- 2016-09-16 (金)
- 修理
こんにちは 宝飾加工担当の佐藤です。
本日も修理のご紹介です。
今回はキーチェーンの金具の中でばねが折れたので、ばね交換 修理のご紹介です。
こちらがお持ち込み時の状態です。
ばねが中で折れていてクリップの開閉がスカスカになっています。
ばらしてばねを交換して 再度組み上げます。
組み上げの際に ひと工夫して、今後も修理のしやすいようにします。
と言いますのもバネのパーツは鉄製が多く、
水気でさびて 開閉の際に折れるのが原因です。
当店では錆に強いステンレスのばねに交換しますが、使用の条件によってまれに錆が起きるようです。
それと開閉動作によって金属疲労で折れる場合もあるようです。
上記のトラブルに対応できるように 今回修理の仕方を少し改善しています。
初めに折れたばねを取り出すのに、芯棒が溶接されていたので切り取りました。
まず、切った芯棒に穴をあけてシルバーの新しい芯棒を作ります。
左:パーツを溶接した状態です。
右: ばねを作り、仮組の状態です。
ここからフックを開け閉めしてばねが効いているかの確認と
フックの閉まり具合の確認をしました。
ここで一度フック金具と芯棒をかしめます。
こうすることによってフックが使用していくと 起きる削りによる フックのゆるみを防ぎます。
次に金具に上下を締める丸いパーツを制作して、芯棒に通します。
ここでまた、かしめます。
かしめた状態です。
なぜ、このような加工をするのかと言うと、
かしめる事によって、また金具の中でばねが折れたときに、
手間をかけず、バネ交換と再カシメで対応できるようにするためです。
最初このお品のパーツをばらした時と同じように
パーツを切って・シルバーの線を作って・立て直して・溶接して・仕上げする
となると同じように手間もお金もかかります。
次回の修理が起きたときに簡単になおして使える事と
二回 かしめの加工をすることで 強度も確保しています。
最後にかしめた部分を レーザー溶接で消して、全体を仕上げたら完成です。
よそで断られたお修理も取り組んでおりますので、お気軽にご相談ください。
またご覧いただければ幸いです。
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total jewelry shop LiVES
〒 556-0016
大阪府大阪市浪速区元町1-2-25 A.I.Rビル2F‐C
TEL/FAX:06-6167-7107 E-mail:lives@ninus.ocn.ne.jp
ターコイズ付きのシルバーバングル折れ ~石座制作から直しまで~
- 2016-08-13 (土)
- 修理
こんにちは 宝飾加工担当の佐藤です。
本日は修理のご紹介です。
今回はシルバーバングルの折れを修理します。
お持ち込みのお品はバングルの厚みがあまりないので、着脱の際の曲げが原因で
石座の両端にヒビが入っています。
このまま使い続けると折れてしまいますので、
両端のヒビに銀の補強材をつけて修理します。
こちらが持ち込みの状態です。
正面からでは分かりにくいですが、
イーグルのマークの尾の部分に亀裂が入っています。
まず、補強材を溶接するために、ターコイズを外します。
今回は亀裂の入っている2箇所の強度をつけることと、
外したターコイズの石座を制作して修理することです。
ターコイズを外しました。
真ん中に亀裂がありますので石に負担がかからないよう慎重に
石を取りはずします。
ターコイズの下から、型紙が出てきました。
インディアンジュエリーではよくあることで、石座に直接あたると傷つくので、
緩衝材の意味合いで使われたり、
石の見映えをよくする(石を大きく見せたり、厚みのあるように見せるため)
のが目的の場合もあります。
よく入っているのは、牛皮を粉にしたものや、コルクの粉状のものです。
型紙は はじめてでした。
ターコイズは亀裂が入っていたので慎重に取り扱いながら、
石座を巻いていきます。
石の亀裂が裏側にも入っていたので、接着剤を入れて
石自体の強度UPと石留の際にひび割れ欠け
が起こらないように接着材を入れています。
ターコイズの接着と留めができましたので、ここからいぶし仕上げと磨き仕上げをして完成です。
最終の磨き仕上げを行い、完成しました。
こちらが補強部分です。
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Vivianne Westwoodアーマーリングのサイズ直し
- 2016-07-08 (金)
- 修理
こんにちは 宝飾加工担当の佐藤です。
本日も修理のご紹介です。
今回はvivianne westwoodのアーマーリングの大幅なサイズアップのご紹介です。
こちらがお持ち込み時の状態です。
リングの内側にシルバーの刻印があるのでここを残すようにサイズをあげます。
今回は5号大きくします。
まずはサイズアップ部分を切って 必要サイズ分の地金をはめ込み溶接します。
リングのデザイン上、真円のリングではないため、ピッタリに持っていくのは難しいものになります。
必要サイズの地金をはめ込み、組み上げの時に微調整をしてお客様の理想のサイズに近づけます。
溶接後の状態です。
ここからリングパーツを組み合わせて仕上げを入れていきます。
このときにサイズアップしたリングとつながるパーツがつなげない状態になっているので、
少しずつパーツを広げてしっかり組み合わさるように調整します。
刻印は無事残してサイズアップが出来ました。
最終の磨き仕上げを行い、完成です。
よそで断られたお修理も取り組んでおりますので、お気軽にご相談ください。
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他店で断られるステンレスリングのサイズ直し
- 2016-05-20 (金)
- 修理
こんにちは 宝飾加工担当の佐藤です。
本日も修理のご紹介です。
今回はステンレスリングのサイズ直し(縮め)のご依頼がありました。
今回の直し方はいつものように切って溶接のできないステンレスです。
内側にシルバーリングをはめ込んで、サイズを縮めます。
ステンレスのリングは貴金属と違い、製作工程自体が違います。
貴金属は曲げ・叩き・切削・溶接での加工がしやすいものですが、
ステンレス・チタンのような硬い金属のものは、貴金属製品と違い
工業製品の硬い金属も削れる、特殊な機材で切削(せっさく)しているのが多く見られます。
溶接もステンレスリングはかなり高温の特殊なバーナーでの溶接しかできないので、
宝飾用の溶接をしているライブスでは対応できません。
なんとか工夫をしてお使いできるようにしたいのですが、溶接・研磨・強度確保
を考えるとどうしてもお客様にお出し出来るような加工ができませんでした。
ステンレスリングのサイズ縮めは、なんとか直せる方法がないか、
いろんな工夫の中でできるようになった加工方法です。
まずは出したいサイズに合わせた、厚みのシルバーリングを作ります。
サイズが出せたら、ステンレスリングの内側に接着剤を塗り、シルバーリングをはめ込みます。
そして、接着が固まるくらいに、リングからはみ出ている端を叩いて[カシメ)加工をします。
[カシメ]後の状態です。この状態ではまだシルバーとステンレスの境目が目立ちます。
ですので、ここからシルバー部分とステンレスの部分が馴染むように仕上げ加工を施します。
最終の磨き仕上げを行い、完成です。
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イーグルデザインのシルバーペンダントトップの石交換
- 2016-04-29 (金)
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こんにちは 宝飾加工担当の佐藤です。
本日も修理のご紹介です。
今回は製品の石が気に入らないので、
お気に入りの石と変えて欲しい・合わせてデザインも少し変えたいとのご依頼です。
石座に取り巻く様に銀をねじったパーツを取り付けます。
こちらがお持ち込み時の状態です。
横のターコイズに石を交換します。
まずは、石座を切り取り、石を外します。
切り取ったら切った部分を整えて、新しい石の石座・追加デザインのかざりパーツを作ります。
石座はトルコ石の大きさぴったりになるように
石の形を見ながら、やっとこ・ヤスリで合わせていきます。
飾りは銀線をねじったもので、石座の横にくっつきます。
こちらも石座の形に合わせて制作します。
ねじったデザインの飾りの場合、溶接部分がデザインの切れ目になりますので、
ねじれ目をなるべくわからないようにすりあわせています。
ここからパーツそれぞれを溶接したあと、本体のイーグルにあわせて溶接をします。
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