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ブルガリのB-01シリーズも・・・
こんにちは 宝飾加工担当の佐藤です。
今回はお修理が出来ない物の続きになります。
前回『フレッドのフォース10って・・・』
ライブスでは 通常 他所に断られたジュエリーのお修理も
積極的にお受けしております。
ただ、なかにはどうしても加工が出来ないものもありまして
今回はブルガリのB-01シリーズのサイズ直しです。
コチラはB-01シリーズのリング 及びセラミック製の品は
通常のサイズ直し加工とアフターダイヤ加工ができないモノになります。
(※内側の刻印が消えてしまいますが、リング内側を削る方法で
2号までのサイズアップは可能です。)
サイズ直しが出来ない理由は
セラミックは素材が曲げられない物である為、貴金属のB-01シリーズは薄い2枚の板が
内・外と合わさりながら コイル状になって作られており、曲げ伸ばしで行うサイズ直しが出来ない為です。
B-01シリーズについてできる修理もあります。
・新品仕上げ
・パーツの取れ
・変形直し
過去お修理でご紹介しております。
過去の事例です。【ブルガリ ビーゼロワンのリングが・・・ 】
そのまま直して使えない品は 直し方も工夫して
元の状態に近いように修理をしたり、
強度をつけるために パーツを取り付ける等の工夫をしておりますが
上記の品に関してはお修理出来ないものになります。
工房併設なので 職人が直接 お客様と話し合いながら
修理の際のリスク 可否の判断をしております。
ジュエリーに関して疑問・質問等御座いましたら、
メール・電話などでも受け付けております。
またご覧いただければ幸いです。
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total jewelry shop LiVES
〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江1-17-1 corビル1階103
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定休日: 火曜日
TEL:FAX 06-6167-7107
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SWAROVSKIのリングサイズ直し
- 2016-09-02 (金)
- 修理
こんにちは 宝飾加工担当の佐藤です。
本日も修理のご紹介です。
今回は他店で断られた異素材リングのサイズ直しのご依頼です。
サイズ直しで基本的に加工ができる・できないの判断は素材によって
だいたい決まります。
貴金属(プラチナ・イエローゴールド・ホワイトゴールド・銀)は基本的に加工ができます。
※ブルガリ(B-01シリーズ)のリング等特殊な加工は不可になる場合があります。
できない・やり方を変えて加工ができる扱いになるものが、
ステンレス・真鍮・スズ・亜鉛合金の異素材です。
上記の加工ができないものを何とかできないかと工夫したのが、
シルバーでの内側にリングを入れてのサイズ縮めです。
こちらがお持ち込み時の状態です。表面にスワロフスキーがついていて、
サイドにも粘土状の土台にスワロがついています。
サイズ直しができない素材・デザインで他店ではできないと断られたそうです。
当店では先ほどご案内したシルバーのリングを入れて、サイズを縮めます。
まずは、必要なサイズにするためのシルバーの板を作りまして、リングにします。
一度はめてサイズを確認します。
ここから、1度外してリングの幅をそろえます。
幅をそろえました。まだ荒仕上げなので、もう一度磨きをかけて、
最終の取り付け手前まで仕上げます。
内側を磨けたら、接着を流し込み、リングの端をヘラで押さえて本体になじませます。
シルバーの端を押さえることによって、接着の強度だけでなく、
銀で挟んで、本体とリングが離れないようにします。
最後に磨き仕上げをして完成です。
仕上げの際に本体を磨くとメッキが剥がれたりする恐れがあるので、
ぎりぎり当たらないように慎重に磨きます。
完成しました。
よそで断られたり、保証書のない他店のブランドのお修理も取り組んでおりますので、
お気軽にご相談ください。
またご覧いただければ幸いです。
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他店で断られるステンレスリングのサイズ直し
- 2016-05-20 (金)
- 修理
こんにちは 宝飾加工担当の佐藤です。
本日も修理のご紹介です。
今回はステンレスリングのサイズ直し(縮め)のご依頼がありました。
今回の直し方はいつものように切って溶接のできないステンレスです。
内側にシルバーリングをはめ込んで、サイズを縮めます。
ステンレスのリングは貴金属と違い、製作工程自体が違います。
貴金属は曲げ・叩き・切削・溶接での加工がしやすいものですが、
ステンレス・チタンのような硬い金属のものは、貴金属製品と違い
工業製品の硬い金属も削れる、特殊な機材で切削(せっさく)しているのが多く見られます。
溶接もステンレスリングはかなり高温の特殊なバーナーでの溶接しかできないので、
宝飾用の溶接をしているライブスでは対応できません。
なんとか工夫をしてお使いできるようにしたいのですが、溶接・研磨・強度確保
を考えるとどうしてもお客様にお出し出来るような加工ができませんでした。
ステンレスリングのサイズ縮めは、なんとか直せる方法がないか、
いろんな工夫の中でできるようになった加工方法です。
まずは出したいサイズに合わせた、厚みのシルバーリングを作ります。
サイズが出せたら、ステンレスリングの内側に接着剤を塗り、シルバーリングをはめ込みます。
そして、接着が固まるくらいに、リングからはみ出ている端を叩いて[カシメ)加工をします。
[カシメ]後の状態です。この状態ではまだシルバーとステンレスの境目が目立ちます。
ですので、ここからシルバー部分とステンレスの部分が馴染むように仕上げ加工を施します。
最終の磨き仕上げを行い、完成です。
よそで断られたお修理も取り組んでおりますので、お気軽にご相談ください。
またご覧いただければ幸いです。
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